特徴・長所

避妊パッチは、皮膚に貼る事によって避妊用の低用量ピルと同じ低量のエストロゲンとプロゲスチンを体内に浸透させ避妊効果を発揮する避妊具です。

従来のピルは毎日飲み続けなければなりませんが、避妊パッチは1週間に1度貼り替えれば良いので毎日の手間や煩わしさが大幅に軽減されます。

避妊パッチは、生理が始まって24時間以内に下腹部・お尻・上半身(乳房以外)のいずれかに最初の1枚目を貼ります。1週間経過した後に新しい避妊パッチに貼り替えます。それを3週間(3枚)繰り返します。

パッチを貼った部位に肌荒れが起こる事もあるので、貼り替える時は場所を変える事をお勧めします。3週間/3枚使用したら1週間貼るのを停止します。停止することにより生理を起こします。

パッチ剤は耐水性に優れており、入浴やスイミング・汗等では簡単にはがれないようになっていますが、万が一はがれてしまった場合は24時間以内に再度新しいパッチを貼ります(※24時間を超えてしまった場合は1枚目の手順からやり直さなければなりません)。尚、最初の1週間は他の避妊方法との併用をお薦めします。

「オーソ・エブラ」という避妊パッチは、ジョンソン&ジョンソンの子会社であるアメリカのオーソ・マックニール製薬から発売されている製品です。アメリカ食品医薬品局(FDA)に認可されており信頼のおける避妊パッチです。

短所・副作用・失敗例

肌が敏感な方はかぶれを起こしてしまし使用が困難になる場合があります。また、肥満気味の方は薬の量が避妊に必要な投与量に達しない場合があります。

なお避妊パッチは、子宮頚部の腫瘍・乳癌などの疑いがある方は使用できません。その他、高血圧・狭心症・糖尿病・腎臓疾患・肝臓疾患等の持病をお持ちの方も使用することはできません。

不快な症状としては乳房の痛み・頭痛・吐き気等が報告されています。喫煙女性には血栓症・脳卒中・心臓発作の危険性もありますのでご注意ください。

実際に使用した方の体験談

Fさん(36歳)

ずっとピルを服用していましたが、知人から「ピルは長く服用していると肝臓の機能が低下するけれどパッチだったらそんな心配はいらないのよ」、と薦められました。実際使ってみるとピルのような面倒くささがなく、ピルと変わらない避妊効果が実感できとても快適です。言われているほどの副作用も私にはなく、体質に合っていたのだと思います。きちんと避妊をしている事で彼と精神的にも落ち着いた状態でいい関係が続いています。

値段・費用

「オーソ・エブラ」と「エブラ」が、現在日本で購入できる避妊パッチです。価格は「オーソ・エブラ」が18枚(6ヵ月分)で4万円前後、「エブラ」は1箱3枚入りで3,000円前後です。

オーソ・エブラとエブラの両製品は、成分も使用方法も同様で商品自体もそっくりに作られています。1ヶ月約3,000円で避妊ができる「エブラ」が人気ですが、最終的にどちらを選ぶかは購入される方の判断になります。


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